HPトップへ

SSトップへ


Fate / stay night
SS

ガンド休み



「ひゃっ」

 屋上、給水塔の裏。一陣の風が吹き、遠坂が小さく声を上げる。
 さすがにまだ2月の空気は寒く、風は鋭く冷たい。その風は遠坂の柔らかなツインテールをわずかに揺らす程度のモノだったが、入り込む冷たさはわずかなんてものではなかった。

「衛宮くん、こっち立ちなさいよこっち」

 聖杯戦争が始まり、遠坂と出会い。こうして学校の昼休み、いつものように屋上で作戦会議をしていた。聖杯戦争自体は過酷この上ないことだが、今まで秘かに憧れていた存在だった遠坂とこうして話せるのは素直に嬉しい。嬉しいのだが……。

「それは風よけになれってことか?」

 遠坂の指した方向は風の吹いてきた方向。なんだかこの屋上の中で一番寒いんじゃないかと思える場所。

「そうよ。衛宮くんの方が背が高いんだから、ちょうどいいじゃない」

 さも当たり前と言った感じに遠坂は言う。優等生として高嶺の花だった遠坂は、思っていたよりイメージと違っていた。高嶺の花というか、山のてっぺんでその場所を頑として譲らない、でもそれでもやっぱり綺麗な華、と言うか。凛としたその顔はそれだけで綺麗で。

「俺は遠坂のサーヴァンとじゃないんだぞ……」

 なんていいながらも、頼まれたらイヤとは言えない衛宮士郎の身体は自然に遠坂の指し示すほうに立ってしまう。ちょっとだけ自分が情けない。

「ま、そうね。アーチャーの方が風よけには向いているかもね」

 笑いながら遠坂は言う。
 アーチャー。遠坂の契約した白髪長身の、紅い騎士。人間とは比較にならない魔力を持つ、現界した英霊。
 たしかにアイツはでかい。遠坂より頭ひとつ以上高くて、遠坂とのツーショットはたいへん様になる。
 そんなことを思うと、なんだか遠坂の笑顔が面白くないものに思えてくる。

「俺はあいつほど背が高くないからな」

 ここ数年はだいぶ伸びてきたけれど、昔は背が低めで少し気にしていたことを思い出す。

「でも衛宮くん、アーチャーぐらい背が伸びると思うのよね」

 そう言って遠坂は俺の背を測るように掌を頭上にかざしてくる。
 どきり、とするほど遠坂の顔が近づく。

「そうしたら立派な風よけになれるわ」

 顔をほころばせながら至近距離にある無防備な笑顔。
 頭上を見る遠坂とは視線はあわない。一方的に見ることができてしまう遠坂の顔はとても綺麗で、やわらかそうで、それが触れそうな程に近い。
 そんないきなりの状況に心臓が鼓動を早め――

 ガチャ

「ひゃ、さむ……やっぱりやめない?」
「たまにはいいでしょ? ほら、給水塔の裏ならちょっとはましな筈だよ」

 早めるどころかいきなりドカンと大きく波打つ心臓。な、なんだ? この真冬の屋上に来る酔狂な人間が俺と遠坂以外にいたのか?
 しかも今の内容からすると行き先は……

「あ」
「あ」

 前と後ろから、同じような驚きの声。
 前からのは当然遠坂の声。
 後ろからのは……おそらく今屋上に上がってきて、しかもご丁寧にこの給水塔の裏までやってきた女生徒の声だ。

「ごっ……ごめんなさいっ!」

 その声と共にパタパタという足音が遠ざかる。
 俺と遠坂は驚いた顔のまま見つめ合い、それで思っていた以上に近づいていたことをお互いに認識する。
 時間が止まる。
 長いような、でも一瞬に違いない時間。遠坂はそれは引き剥がすように顔を背ける。
 わずかに頬が紅くなってるのは気のせいだろうか?

「まっ……ずいじゃないっ!」

 言うなり俺の脇をすり抜け駆け出す。慌てて追いかける目の前で、異質な感覚。
 遠坂の魔術回路に魔力が通り始めている……!?

「と、遠坂なにをするつもりだ?」
「ガンドで行動不能にして今の記憶を消し去る……!」

 冷徹に迷いなく、遠坂はそんなとんでもないことを言う。

「な、なんでそんなことを……!」

 話している間にも俺達は屋上への出入り口へ。
 遠坂は階段の手すりに身を乗り出し下をうかがいながら言葉を続ける。

「決まってるでしょっ!? 変な誤解されたらまずいじゃない」
「まずいのか?」
「まっ……」

 言いつつこっちを振りかえる遠坂の頬はなぜだか赤い。
 すぐに再び視線を下、階下へと走り去る女生徒二人に向き直る。

「まずいに決まってるでしょっ!」
「だからって魔術を使うのか!?」

 ガンド。
 遠坂の手に刻まれた魔術回路で起動する病魔の呪い。本来間接的で遅効性なはずのその魔術も遠坂の手に掛かればまるで弾丸、しかもその速射性はまるでマシンガン。直接的で即効性、おまけに「破壊力」なんて単位で語らなければならないぐらいに高められている。身をもって知ったことがあるその脅威。
 しかし俺の制止にかえってくるのは不敵な笑み。

「大丈夫初めてじゃないから」
「え?」
「これでちょうど10回目の大台」
「ええっ?」
「ただそれだけで続けられるほど優等生は甘くないのよっ……!」

 遠坂の目は本気だった。いやあのちょっと待ていまとんでもないことを聞いたような気がっ!?
 大丈夫と言われてもまったく全然安心できる内容じゃないじゃないかっ……!
 そして何故だろう。魔術師としての実力は俺なんかよりずっと上、ここ一番という場面での本気の遠坂に、こんなに不安感を覚えてしまうのはっ……!

「仕留めるっ……!」

 目がマジだ。マジすぎて恐い。

「お、落ち着け遠坂っ!」
「ちょっ……衛宮くんっ!?」

 そして魔術が放たれる。
 幸いなことに、それが逃げ去る女生徒達に当たることはなかった。
 代わりに……俺の意識が、根こそぎ黒で塗りつぶされた。
 やっぱり危ないじゃないか。こんな強力なのくらったら、気を失うどころじゃ済まない――なんて文句を言う暇もなく、黒く染まった意識はあっさりと途切れてしまうのだった。







 シャリシャリと。
 リンゴの皮をむく音が聞こえる。その一定のリズムと果物を刻む音になんとなく安堵を覚える。
 結局、あのガンドは俺がくらった。遠坂いわく「行動不能にする」程度だったはずのガンドはヤバイぐらいに強力で、抵抗する間もなく意識を根こそぎ奪われた。遠坂が解呪してくれたものの完全には回復せず、保健室へ直行。
 曲がりなりのも魔術回路をもつ魔術師、そしてセイバーの加護で回復能力を得た俺でなかったら本気でやばかったんじゃないだろうか。
 見舞いにやってきた一成には

「遠坂の毒にあてられたんじゃないのか?」

 とか言われる始末。
 ……かなり核心をついているところが侮れない。
 そして遠坂に連れられ帰ってからも大事をとって寝込んでいるというわけだった。
 帰ってからさっきまでずっとセイバーと遠坂はやり合っていた。
 寝込む脇でそんなことをやられていては落ち着かないどころではない。看病は一人でいいとおそるおそる告げると、

「魔術師のやりとりは常に等価交換。わたしのせいで士郎が寝込んだんだから、わたしがついているのが当然というモノでしょう?」

 遠坂は強く主張。
 セイバーはマスターを傷つけた魔術師と二人きりなどとんでもない、という態度だったがなんとか引いてもらった。

 こうして、遠坂に看病されるという状況が出来上がった。

 遠坂とふたりっきりという状況はうれしいはずなのだが、未だ熱に浮かされた頭ではそれを素直にうけとることもできない。

「ね、まだ気分悪い?」

 リンゴをむきながら遠坂が訊ねてくる。言葉の間にもシャリシャリという音は途切れない。意外と包丁に慣れてるんだな、とボンヤリ思う。

「ああ、まだなんだかだるい……」

 そもそも風邪で寝込むというのもあまりない経験だった。あまり、というより一度もなかった。ケガで動けなくなることはあったけど、風邪を寝込むなんて初めての経験だった。

「やっぱりまだ呪いが抜けきれないか……」
「魔術で完全になおすことができないんだったよな?」
「そう。遠坂が得意とするのは魔力の流動と変換。だから自分でかけた呪いを解くことなんて本来は難しくはない……でも、あなたの中からうまく抜けきらないのよね。士郎、体の中に何かへんなもの入ってない?」

 そういわれても心当たりが……。
 そのことを考えて、一瞬頭の中をよぎるイメージ。
 赤。炎。開かれた胸。そんなことはない。あのときもしそんなことになっていたら、衛宮士郎という人間はいまここでこうしていない――

「そんなこと言ってへんなことするのはやめてくれよ」

 内心の動揺をごまかすように言うと、

「本当はジックリ調べてみたいところだけどね」

 と言いながら遠坂はため息を一つ。”ジックリ”が微妙に強調されているのが恐い。背筋が凍る。いや、症状が風邪だけに背筋がゾクゾクしてはいたのだが。

「士郎が自分で魔術回路に魔力を流せば無効化できるかもしれないけど……ちょっと危険ね。それで本当に大丈夫かは保証できないわ。あなた、まだ不安定だし。でも幸い普通の風邪程度で済んだんだから、このまま普通に風邪をなおすのとおなじくゆっくりするのがいいわ」

 そう言いながら浮かべる表情は、優しい微笑みだった。
 二人っきりという状況を再認識して心臓が高鳴る。
 まずい、また熱が上がってしまいそうだ。

「そ、それにしてもこんな強力なのが普通の人間に当たらなくて良かったよな」

 ごまかすように言うと、

「あ……あれは士郎が邪魔するから加減を間違えたのよ! それに最終的には期待した結果が得られたんだから、ミスとも言えないわ」

 微笑みから一転、ムッとした顔になる遠坂。
 あの強力さは突然のトラブルだけではなかったと思うのだが……。
 でも、実のところ。遠坂の言うとおりあのガンドは期待していた結果をもたらしていたのだ。
 話はこうだ。
 普段から学校内の備品をなおして回っている衛宮士郎は、屋上のフェンスを調べていた。そこへたまたまやって来た優等生・遠坂凛。そこに体調を崩していた衛宮士郎が学園のアイドルによろけてもたれかかり……と言うことで、あの状況は説明が付けられたらしい。
 孤高の優等生は冬の屋上にいるという不自然さも問題にならなかった。
 とにかく、遠坂凛の優等生としての立場は守られたわけである。

「ま、悪かったわよ。……だからこうしてリンゴを剥いてあげてるんじゃない」

 再びリンゴをむくシャリシャリという音だけが部屋を支配する。
 その静寂は遠坂と二人っきりということを余計に意識させて、とても落ち着かず……ってそうだ。

「そういえば、アーチャーは今いるのか?」

 忘れていた。サーヴァントは本来霊体。セイバーは無理だが、普通なら魔力をカットすることで霊体に戻すことができる。そうなると簡単には察知できない。二人っきりのつもりだったが、俺が意識しているだけで本当は全然そんなことはなくて……。

「アイツは偵察に出しているわ。今日は夜の巡回ができそうもないし、時間は無駄にできない。……当然でしょ?」
「そうなのか?」
「心配しなくても戦闘は避けるように言ってあるわ。アイツは状況の判断には長けてるから、大丈夫よ」

 そうか。さすが遠坂。魔術師として本当に優秀で、合理的だ。
 でも、それはつまりこの部屋にはやっぱり俺と遠坂の二人しかいないということだ。
 ドキドキと、心臓が暴れる。熱がどうしようもなく上がる。
 遠坂はこの状況をなんとも思っていないのか?
 ふと、遠坂の方を見る。
 遠坂は別段意識した風もなくリンゴをむいて……

「!」

 あわてて寝返って顔を逆方向に向ける。
 遠坂は俺のすぐ近くで座っている。そして俺は今布団で寝ているわけだから視点は低い。
 その高さにあったのは、丸くてやわらかそうなひざこぞう。いつものように黒いニーソックスに包まれたそれにわずかにかかる黒の短いスカート。
 見えちゃいけないところが見えそうで、でも決して見えなくて、そんなのが視点の高さ、それも手を伸ばせば届きそうな近くにある。
 その事実と熱のせいもあって、クラクラする。

「どうしたの、士郎?」

 そんな俺の様子を不審に思ったのか問いかけてくる遠坂。

「顔が赤いみたいだけど……また熱が出たの?」

 言って、いきなり触れてきた。
 額にすこしだけひんやりとした感触。ほっそりとした遠坂の指。熱を持った俺よりすこし冷たく感じて、柔らかくて、それだけでどうにかなってしまいそうな感触。

「……やっぱり、熱上がったかしら?」
「い、いやこれは……」

 そうして振り返って見えたのは間近にある心配した遠坂の顔であって四つん這いになって俺の額に手をのせる遠坂の姿で……!
 その無防備な姿が、まるで猫のようにしなやかでかわいく思えて……。
 遠坂は本当に俺のことを心配してくれているのに俺はこんなこと考えてしまって情けなくなる。

「大丈夫だっ! 大丈夫だからっ……!」

 必死にそう言う。

「……やっぱり、熱が上がったみたいね」

 その声に、なにか不吉なものを感じてちょっとだけ振りかえる。
 視界の隅に、さっきの微笑ではなくて小悪魔的な微笑みが見えたような気がする。
 そのままぱふん、という音。おそらくは遠坂が元通り座った音だが、そっちの方を見ることもできない。
 そして再びシャリシャリという音が続く。
 静かな時間。心臓はやかましいままだったが、それはそれで落ち着く音と、そして空気だった。

「はい、むけたわよ」

 ほどなくしてかかる遠坂の呼びかけに、どうにか落ち着きを取り戻し遠坂の方を向く。こちらに向けて差し出されているのは、楊枝に刺さったリンゴひとかけら。綺麗に剥かれている。丸みを強調する、しかし鋭角的なカットはどこか宝石を思わせた。

「あ、ありがとう」

 素直に礼を言い起きあがろうとすると、

「あーん、して」

 固まった。
 今遠坂はなんて言った……!?

「ほら士郎、あ〜ん?」

 反則だ。そんな風に微笑まれてあーんなんて言われたら、逆らう事なんてできやしない……!
 結局の所笑顔と共に近づくリンゴになにもできず、バカみたいに開いた口でリンゴを受け止める。
 ひんやりとした果物独特の感触。かみしめると、口の中に酸味のある甘味が広がる。

「おいしい?」

 たしかに風邪で熱があり、リンゴの甘い水気はのどに心地良い。甘味も充分でおいしい。
 でもこのおいしさはそんなものじゃなくて……。

「士郎ってばかわいいんだ」

 遊ばれている。どーかんがえても遊ばれてる。だってその笑顔はまるでネズミを捕まえたときの猫みたいに最高の笑顔なんだ。それがわかっていてもどうにも抵抗できない。

「そ、そりゃ女の子にこんなことされれば照れるに決まってるじゃないか……!」
「なによ、桜が毎日来てるんでしょ?」
「……え?」
「こんなこと慣れっこじゃないの?」

 遠坂は、からかうようなでも伺うような。そんな微妙な表情で俺のことを見る。でも、今言ったことは……!

「さ、桜はそういうんじゃないっ!」

 思っていたより大きな声が出た。声の大きさに遠坂は驚いたように目を丸くする。
 でも一度出てしまった言葉は止まらない。

「桜は俺が怪我をして……その手伝いのために来てもらうようになった。そんな変な事じゃないんだ」

 そうだ。それをそんな風に見られては、いつもがんばってくれる桜に悪いと思えるのだ。だから、これは言わなくてはならないことだ。

「……悪かったわよ」
「え?」
「からかって、悪かったって言ったのよ」

 言うと、遠坂はあっさりと立つ。

「それだけ元気なら一人で食べれるでしょ?」
「ま、待てよ遠坂。気を悪くしたのか?」

 間違ったことは言っていない。だから謝るつもりはない。でも、からかわれたけれど看病してくれた遠坂に怒鳴ってしまった。そのことだけは悪かったとは思う。

「別に。……ただ、あなたが休まなくちゃいけないのは本当。あなたは自分のことを考えなさすぎ。なにも身を挺してかばわなくても、防ぐ方法はいくらでもあったでしょう?」
「それは……」
「セイバーのときもそう。あなたはまず自分を第一に考えなさい。それぐらいでちょうどいいのよ。そうじゃなくっちゃあぶなっかしくてしょうがないわ」

 きつい言葉だったが、言葉ほどに遠坂の声に厳しさはない。むしろ、暖かいものを感じた。
 だから。
 
「ありがとう」

 そう、言った。
 遠坂は目を見開いて固まり、でもすぐに半目でこっちを睨む。俺が首を傾げると、ふわっと髪が浮かび上がる勢いで顔をそっぽに向ける。

「べ、べつにそんなこと言う必要はないわよ。とにかく今晩はそのことでも考えながら、ゆっくり休みなさい。……明日からはビシバシしごいてやるんだから、覚悟も決めとくこと。いいわね?」

 言うだけ言ってこっちの答えも待たずに遠坂が障子を開くと……そこには、アーチャーがいた。

「!?」
「いま帰った」

 とってつけたように言うアーチャー。

「な、なんでこんな時に帰ってくるのよ? 偵察はっ!?」
「定時連絡に戻ってきた」
「別にわざわざ戻ってこなくても魔力で連絡ぐらい……」
「魔力を探知されることを避けるため、特別なことがない限りはこうして直に戻ってきての定時連絡にするよう決めたのは君だったと思うが?」
「そ、そうだったわね」
「まったく。我がマスターは約束は忘れたうえにサーヴァントの危機にも気づかないとは嘆かわしい」
「悪かったわねっ……って、危機?」

 疑問の声にアーチャーが脇にのくと、そこには完全武装のセイバーが。
 
「セ、セイバーなにやってるんだっ!?」
「マスターの部屋の前に立ち、音を出さないようにと指示を出してくる不審なサーヴァントを警戒したまでですが……」

 言いながら、剣をおさめ(不可視の剣は見えないが、そんな動作をした)武装を解く。
 
「……不審なことをしていたのはシロウだったようですね」

 冷たい視線でセイバーは言う。いやあの不審な事って……。
 その言葉に、遠坂は弾かれたような勢いでアーチャーに詰め寄る。
 
「ちょっとアーチャーあんたいつからそこにいたのよっ!?」
「あーんと、それには正直答えにくいものを感じるな」

 ”あーん”を微妙なイントネーションで強調しつつアーチャーは言う。……ってこいつ。
 
「あんたはーっ!」

 遠坂が爆発した。セイバーはため息を一つ。俺は布団に寝ころぶ。目の高さには、皿の上にのっかる綺麗に剥かれた……というかカッティングされたリンゴ。
 遠坂のマシンガンみたいな口上をBGMに、思う。
 休めと言ったけれど、あんまりのんびりと休めそうにない。でも、騒がしいのは慣れている。こんなのは悪くない。聖杯戦争というこの過酷な戦いの中、つかの間そんなことを思ってしまうのだった。
 




あとがき
 風邪ひきつつFateをやっていて思いついたネタ。
 我ながら脊髄反射気味な感じ。
 自分的に納得いくように設定とか説明とか書いていったら自らの首を絞めたような感じ。むう。

 それにしても遠坂はよいですなあ。胸が比較的ひかえめなところとかも良いなあ。(笑)
 このHP的には低身長にして貧乳、しかも最強という素晴らしいキャラであるセイバーを書くべきな気もしますが、それはまた別の機会と言うことで。
 よかったら、感想下さい。メールメールフォーム掲示板などでどうぞお気軽にどうぞ。


HPトップへ

SSトップへ