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は〜とふるらぶこめでぃ
ほのぼのこがらちゃん
BBS掲載小ネタ

 

小ネタその24
湯と煙と その10

 

「さて、着いたぞ」
「……ここなのね」
「ああ、ここだ。打ち身、骨折に特に効能があるらしい」
「ふうん……」
「どうした、キョロキョロして?」
「う、ううんっ! 何でもないっ!」
「? そうか。
 ところでこの道をちょっと行ったところに例の豊胸温泉がある
 ……心配ないとは思うが、温泉に浸かるときはなるべくあっち
 の方に寄らないように入れよ」
「ずいぶん神経質ね」
「当たり前だろうっ!? お前も自覚しろっ!!」
「なっ……何をよっ!?」
「胸の小さい女の子は少なくはないが、
 お前ほど小さいのは稀っ!」
「!」
「日本記録どころかギネス級の小ささっ! そして薄さっ!
 お前の胸はもはやお前一人のものではないっ!
 世界の宝だぁっ!!」
「指さしてしかも大声でそーゆーこと言うなあっ!!」
「ごぶっ!」
「ちょ、ちょっとっ! 軽く殴ったぐらいでそんなにっ……!」
「……この杉板くらいなら軽く貫通しそうなパンチを、『軽く殴
 ったぐらい』と言い切るのか、お前は……?」
「いっ……いつもは平気じゃないっ!」
「平気でもないが……やはりまだダメージが抜けきっていないよ
 うだ……すまんが、もう入ってくる……」
「うん。……お大事に〜」
「ああ……また後で会おう……」



「さぁてと……あいつはあんなこと言ってたけど、こんなチャン
 ス見逃すわけには行かないわっ! 確かこの道を行けばいいの
 よね……」
「こがらさん………?」
「えっ?」
「やっぱり、こがらさんですね………」
「か、カスミっ!?」
「お久しぶりです………」
「ひさしぶり……って、なんでこんな所にっ!?」
「それはこちらの言うことです………」
「え?」
「時間がもったいないです……まずは行きましょう………」
「行くってどこに?」
「こがらさんがこの場所にいると言うことは……目的地は同じな
 のでしょう……こがらさんも知っていたのは意外でしたが……
 …」
「えっ、えっ? そんなひっぱらないでよっ! どこに行くつも
 りなのよっ!?」
「私たちの……悲願………」
「!」
「求めても容易には得られないもの……故に求め続ける、夢……
 願い……祈り………」
「ま、まさかっ……!」
「向かうは……豊胸温泉………」
「!」

続く




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