は〜とふるらぶこめでぃ
ほのぼのこがらちゃん
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番外編 |
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「図書室地下支部沈黙しましたっ!!」 「プール脇支部、3日前より応答ありませんっ!!」 「ちぃ、何が起きているっ!?」 「! 本部入り口突破されますっ!!」 「なんだと、くい止めろっ!!」 「無駄だっ………!」 「お、お前は……」 「ここが、貧乳保護委員会本部か……」 「お前は幼なじみと言うだけで舞黒こがら様につきまとっている っ……!」 「こがらを守るためにやってきたぞ……生徒会長っ!」 「!」 「まさか貧乳保護委員会の会長がうちの学校の生徒会長だったと はな………」 「黙れっ! 貧乳好きで何が悪いかっ!?」 「それ自体は構わないのだが……組織つくって盗撮やらなにやら やるのは問題って言うか犯罪だろ?」 「貴様こそ我が委員会の支部を暴力で破壊してっ……! 立派な 犯罪者ではないかっ!!」 「俺は話し合いをしただけだ」 「なんだと……?」 「まあ男というものは一般に拳で語り合うものだしな」 「貴様はっ……!」 「さあ……これでおわりだ。この本部も話し合いで解決するとし ようか……」 「ぐう……しかし、何故ここのことがわかったのだ?」 「……海で、な」 「?」 「海のミスコンで出会った9人の同志……考えてみれば、不自然 な話だ。あんな場所で、こがらに票を入れる人間が9人もいる なんて、な。調べてみたらあとは芋ヅル式……あっさりとここ の存在は浮かび上がったよ」 「ぬかった……水着姿のこがら様を写真に収めようとした計画が 、まさかこんな結果を招こうとは……」 「さて、おわりにしようか……」 「………」 「お前みたいのがいると、こがらが嫌がるしな……」 「よりにもよって……貴様が言うなあっ!!」 「なんだと?」 「貴様だってこがら様を怒らせてばかりではないかっ! こがら 様に害をなすという理由で我々の組織を滅ぼすなら、まずお前 から滅びるべきだっ!!」 「お前らと俺とは、違う……」 「何がっ!?」 「俺は、好きだという気持ちをこがらにぶつけ、そしてこがらの 気持ちも正面から受けとめている……傷つくことをを恐れず、 真っ直ぐにあいつと向き合っている」 「!」 「裏からこそこそやっているだけのお前らと一緒にするなっ!! 」 「ぬうっ……」 「おわりだ……生徒会長!!」 「負けるかぁっ!」 「! こ、これはっ!」 「どうだ、こがら様の盗撮生写真だっ!」 「おおっ……」 「隙ありっ! どりゃあっ!」 「……甘いっ!」 「! か、かわされた!?」 「俺をなめるなよ……」 「な、なぜだっ! なぜお前があの写真に目を奪われないっ!? 体操服を身につけたこがら様の、ローアングルのショットを! 下から映し出され強調される貧乳の妙に、貴様がなぜ動じない のだっ!?」」 「写真というものは、ただ写すだけでは意味がない。技術や、被 写体への愛情……様々な要素の積み重なりによって、人の撮る 写真は、機械がただ写すものとは明確に異なってくる」 「………」 「そしてできあがった写真は撮影者の主張を語る。写真の価値は それによって決まると、俺は思う……。 この写真からはっ! 体操服姿のこがらをローアングルから撮 ったこの写真からはっ! 貴様の薄汚い下心しか感じられない っ!」 「!」 「そんな写真に惑わされるかあっ!!」 「……と言いつつなんでちゃっかり懐にしまってる?」 「……細かいことを気にするなあっ!!」 「ぐはあっ!!」 「ちっ、やりすぎた……廊下まで飛び出してしまったか。 ……追うか……」 ・ ・ ・ 「ぐ、ぐはっ……」 「!」 「まだ……まだだっ! 私の貧乳に対する想いはこんな事で負け たりはっ……」 「ちょっ……」 「な、なんだ、この手の中のあるかないかの微妙にして絶妙な弾 力は……?」 「やっ……あの……」 「おおっ! これは貧乳っ! それも極上の貧乳だっ!」 「あのっ……!」 「この小ささ、そしてこの感触はっ!」 「いい加減にっ……!」 「舞黒こがら様っ!! 「しろーっ!!」 「ぐあーっ!!」 「まったく、いつもいつも……」 ・ ・ 「おーい、こがらーっ」 「あれ、あんた……なんで後ろから来るのよ?」 「? 何のことだ?」 「だって今殴り飛ばしたのは……」 「それは……多分、生徒会長だ」 「え、あんたじゃなかったの?」 「俺はここにいるだろう?」 「うあ……どうしよ、あたしてっきりあんただと思って対一般人 用リミッタ外して殴っちゃったよ……」 「対一般人用リミッタって……まあ、あいつも満足だろう。お前 にとどめを刺されたなら、な」 「?」 ・ ・ ・ ・ 「おとがめなしで済んで良かったですね、こがらさん………」 「なによカスミ。確かにちょっと強く殴りすぎたけど、結局むこ うの痴漢行為が原因なんだから当然でしょ?」 「根回しの成果です………」 「へ?」 「何でもありません……それより、さあ、ケーキをどうぞ……… 」 「あ、ありがとうっ。でもこのケーキって高級店のヤツじゃない ? こんな高いヤツ、いいの?」 「いいんです……成果を考えれば安いものです………」 「? まあいいけど。 ……うゆ〜、やっぱりおいしい〜」 「喜んでいただけて嬉しいです………」 「値段分の価値はあるわね……。 ところで、生徒会長と言えば……カスミって書記だったよね? 生徒会長が入院しちゃって、大変なんじゃないの?」 「確かに彼がいないと仕事が増えて大変ですが……おかげで資金 を横流しするルートを三つつくり、物流のルートも確保するこ とが出来ました………」 「え?」 「会長の組織力は侮れないものがありました……しかも隙をなか なか見せない方でしたので、今回はありがたかったです……… 」 「カ、カスミ?」 「こがらさんと幼なじみの彼には、本当に感謝しています……… 」 「そ、そーいえば海に行く話とか、海でビーチバレー大会がある 話とかを持ち出したのもカスミだったような……」 「こがらさん……」 「は、はいっ!?」 「ケーキ、食べましたよね………」 「……はい」 「おいしいですよね………?」 「……はい」 「それならそれで……いいじゃないですか………」 「……はい……」 了 |